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藤井 毅 個展 FUJII Takeru solo exhibition 生死の間取り The Layout of Life and Death 2026年3月10日(火)-15日(日) 12:00-18:00 KUNST ARZT では、 藤井毅の初個展を開催します。 藤井毅は、器を「生死を司る装置」として捉え、 革新的な陶表現をするアーティストです。 「Vitality Vessel (2024)」は、羽根を むしり取られた一体の鶏が、 全身をプロテクターのような白い陶片で 覆われた状態で、前面がガラスの 冷凍庫に入れられた作品です。 “命を殺めて命を繋ぐ”という事実を、 改めて鑑賞者に突き付けています。 本展は、中国・北京にある中央美術学院 への交換留学を背景とし、陶磁器の 最高峰とされた景徳鎮での滞在制作授業 への参加経験を経て開催されます。 (KUNSTARZT 岡本光博) 展示コンセプト 「器」という存在は、関係性が生じる場に現れる。 器は何かを収める物体である以前に、 内と外、人と他者の境界を意味付ける機能をもつ。 制作の出発点には、「食べる」という行為がある。 それは単なるエネルギーの摂取ではなく、 他者の破壊を伴い、生命を生命によって 維持する不可逆な関係である。 この瞬間、器は捕食という関係を 日常の中に定着させる装置として機能する。 やがて器は、外部にある道具であることを超え、 身体そのものと重なりはじめる。口腔や内臓空間のように、 通過と変換が起こる場である身体は最初の器だった。 外部にあった器は拡張された身体となって、 その境界は溶け出していく。 捕食を終え、身体から切り離された器は 移動し、受け渡される。 作られ、運ばれ、使用される動作が意味を形成し、 器は人と人、人と世界を接続する節点として振る舞う。 器は道具として人の世界に偏在する。 行為に介入し、構造を成立させる存在として。 アーティスト・ステートメント 私は、器を「生死を司る装置」として捉え、 その構造や使用のあり方を通して、 人間と他者、生命と物質との関係を思考し、 制作している。 生きるために他者を取り込み、 不可逆的な変化を与える動作は、 食事という行為の内部に静かに組み込まれている。 皿に盛られた肉や野菜は、器によって 「素材」へと変換され、生命であった痕跡は 操作可能な対象として整理される。 私はこの変換のプロセスそのものに関心を持っている。 どのような形状が、どのような距離感や 倫理を生み出すのか。 その問いを、器を作りながら検証している。 press release FUJII Takeru (b.2002, Gifu pref, lives and works in Kansai) is an artist who views vessels as “devices that govern life and death,” creating innovative ceramic expressions. He is an active graduate student in a ceramics course at Kyoto city University of the Arts. |
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Vitality Vessel 2024 磁土、金属、丸鶏、冷凍庫 H855×W460×D495(mm) 白い破片が、かつて温かかった肉体を包む。 命を取り込むために、私たちは器を使う。 器の表面には、肉の痕跡が残る。 それは見えないが、何かがかすかに残っている気がする。 冷たく、硬く、隔てて、だが確かに命を結ぶもの。 |
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人骨 2023 陶土、ワイヤー、金属フレーム H540×W650×D270(mm) この体が原型を留めず滅んだとしても。 次の誰かの礎になることを夢見て。 |
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虚空球 2022 陶土、化粧土 H220×W320×D220(mm) |
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| 経歴 2002年 岐阜県生まれ 2021年 大阪芸術大学 芸術学部 工芸学科 陶芸コース 入学 2025年 大阪芸術大学 芸術学部 工芸学科 陶芸コース 卒業 2025年 京都市立芸術大学 修士課程 工芸専攻 陶芸分野 在籍 2025年 北京中央美術学院 彫塑科 交換留学 展示 グループ展 2024年 ギャラリー白 Kuro 「捲土」 2024年 大阪芸術大学情報センター 「工芸のたまご」 2024年 Gallery Terra-S 「合同陶芸展2024」 2025年 大阪芸術大学「大阪芸術大学 卒業制作展2025」 2025年 京都市立芸術大学「#? 陶磁器専攻前期展」 2025年 北京798芸術区・宇達芸術空間 「薫陶 中央美術学院彫塑系陶磁材料表現過程作品展」」 |
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タイトル未定 2025 磁土 |
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